さりげなくアロマティーク

ソムリエでアロマブレンドデザイナーの黒猫ばろきちの母が「香り」にまつわる話などをしていきたいと思います。

アロマティックなワインでリフレッシュ

ぼろきちです。

 

あ、間違えた、

ばろきちです。

ほろ酔いですにゃ。。

 

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華やかな香りがたまりませんにゃあ。。。

これは、長野県産のナイアガラというブドウ品種からつくられた白ワインです。

ナイアガラは、日本では北海道、山形、長野などで多く栽培されています。

辛口から甘口まで様々なタイプがありますが、フルーティーで飲みやすい軽い口当たりのワインです。

キリっと冷やして、夏のランチに気軽に合わせたい1本ですにゃ。

これぞ日本のアロマティックワインにゃ!

 

 

アロマとブーケ 

ワインの香りには、ブドウそのものの特徴を表している「アロマ」熟成によって生まれる「ブーケ」との二つがあるのですが、

アロマにも第一アロマと、発酵、醸造に由来する第二アロマとがあり、ざっくり言うと、アロマティックなワインとは、この第一アロマの香りが顕著なもののことを言うのです。

 

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たとえば、リースリング、ゲヴュルツトラミネール、ミュスカ、ヴィオニエなどがありますが、どれも瑞々しさと華やかな香りが魅力の白ワインですね。

そんなアロマティック系品種と言われるワインについて、いくつかご紹介してみます。

 

代表的なアロマティック系ワイン

リースリング

最も代表的とも言える上品で繊細な味わいの高貴品種で、辛口から極甘口まで様々なタイプがあります。

透明感のある華やかな果実味と生き生きとした酸味が特徴的な味わいで、長期熟成にも向いています。

ドイツのラインガウ地方が原産地とされ、世界中で栽培されている国際品種ですが、約半分近くがドイツで栽培されています。なかでもモーゼルとラインガウが主要産地です。
他には、フランスのアルザス地方、オーストリアなど冷涼な地域での栽培が盛んです。
また、北イタリアや東欧諸国、ニューワールドではオーストラリアやアメリカ、ニュージーランド、カナダのリースリングのアイスワインも近年人気となっています。

マスカット(ミュスカ、モスカート、モスカテル)

マスカットは、その特徴的なムスク(麝香)の香りを持つブドウの総称で、ワイン用(醸造用)だけでなく、生食用としても世界中で広く栽培されており、多くの品種が存在します。
原産地はギリシャと言われ、古代からあるブドウ品種です。
ミュスカ・ブラン・プティ・グラン(フランスでの名前)が最も古くからある品種と言われ、マスカット・オブ・アレキサンドリアや、黒ブドウのマスカット・オブ・ハンブルグ(マスカット・ベーリーAの片親)などはその子孫になります。


辛口から甘口まで様々なタイプのワインがつくられます。
代表的なものでは、フランスではミュスカと呼ばれ、アルザス地方の辛口タイプが人気です。
イタリアではモスカートと呼ばれ、甘口タイプのスパークリングワイン「アスティ・スプマンテ」が有名ですね。また、微発泡の「モスカート・ダスティ」もとても人気があります。どちらもアルコール度数はやや低めで、飲みやすいタイプです。
瑞々しく爽やかな甘さが心地よい、マスカットブドウそのもののアロマが楽しめるワインです。

ゲヴェルツトラミネール

ゲヴェルツとはドイツ語で「スパイス」を意味し、トラミネールは北イタリア原産の「トラミナー」というブドウが起源ということからつけられた品種名とされています。

非常に個性的な香りを持ち、ライチやバラの花を思わせる独特でヴォリュームのある香り豊かなワインです。


主要産地はフランスのアルザス地方、ドイツのファルツやバーデン、イタリアのトレンティーノ・アルト・アディジェなど、またニューワールドでは、ニュージーランド、オーストラリア、アメリカ、チリなどの冷涼な地域でつくられています。


ライチ、ムスク、アプリコット、バラ、スパイスなど、とても華やかで個性的な香りは、まさにアロマティックなワインです。

なんといってもライチの香りが印象的で、ボディのある個性的なワインは、一度飲んだら忘れられない味わいです。

辛口のゲヴェルツトラミネールと合わせるなら、中華料理やエスニック、カレーなどがおすすめですよ。


ヴィオニエ

フランスはコート・デュ・ローヌ地方北部原産の白ワイン用ブドウ品種で、1980年代後半から広く世界中で栽培されるようになりました。

桃やアンズなどを思わせる特徴的な香りを持ち、リッチでコクのある独特な味わいのワインになります。
代表的な銘柄に、コート・デュ・ローヌのコンドリュー、シャトー・グリエがありますが、華やかさと上品な色気を感じさせるワインです。

ニューワールドでは、カリフォルニアやオーストラリアで近年高評価のワインが多くつくられています。

個性的でエキゾチックな香りは、癖になってしまうかもしれませんね。

まとめ

フレッシュでフルーティーな味わいの、華やかな香り豊かなアロマティックワインは、キリっと冷やして食前酒やデザートに、またエスニック料理にもよく合うワインとしておすすめです。

 

華やかな香りと優しい味わいが、 疲れたココロとカラダを癒してくれる、
幸せになれるワインですにゃ。。

 

ばろきち親子は今日も元気です。
ではまたにゃ。

日本の香り文化のはじまり

ばろきちです。

 

アロマテラピーというと、西洋のもののように思われがちですが、日本人もまた、古代・中世より香りのもたらす作用をよく知っていました。

 

日本における「香り」についての記述で最も古い文献は「日本書紀」に収められたものですにゃ。
推古天皇3年(595年)に、淡路島に漂着した香木(沈香)が聖徳太子に献上されたと伝えられています。
 

天下の名香 蘭奢待

仏教伝来とともに、多数の香木が渡来し、もっとも有名なものが、奈良の東大寺正倉院に所蔵されている国宝「蘭奢待(らんしゃたい)」という香木ですにゃ。

 

正倉院に収められた経緯や名前の由来などは、未だ謎に包まれているそう。
香道で61種ある名香の筆頭とされ、天下の名香と言われます。

 

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海を泳いでいる夢を見てますにゃ。。(z.z)

 

754年には鑑真和上が32種類の香りの材料を日本に伝え、数種類の香木を練り合わせて焚く「薫物(たまもの)」の調合法を日本にもたらしたと言われています。

平安時代 香りを楽しむ貴族

平安時代になると、香りを楽しむ「お香」は貴族の嗜みになりました。
『源氏物語』の光源氏も
着物の袖から香しい香りを漂わせていたことでしょう。

また貴族の間では、独自の薫物をつくって香りの優劣を競う「薫物合わせ」という遊びがありました。

室町時代 香道のはじまり 

香りを鑑賞する「香道」は室町時代に始まりました。
東山文化の8代将軍足利義政が芸道としての体系作りの祖となり、
公家の三条西実隆を祖とする「御家流(おいえりゅう)」
武家の志野宗信を祖とする「志野流(しのりゅう)」の二大流派が誕生しました。

前者の御家流は公家や貴族の優雅な遊び、後者の志野流は武家修練という異なるルーツを持ちます。
そしてこの二つの流派が、香道文化を継承発展させてきたのです。

 

高い精神性と繊細な感性を持つ日本人ならではの文化ですね。
平安貴族たちの雅な世界にタイムスリップしてみたいものです。

 

明治時代 香料産業のはじまり

明治以降になると、日本でも精油を得る目的でハッカやラベンダーが栽培されるようになりました。 

ハッカ(薄荷)は北海道の北見市で昭和45年頃まで栽培されていました。

ラベンダーの栽培は、昭和12年に香料会社がフランスから種子を入手したことから始まりました。

日本各地で栽培を試み、適地を探したた結果、北海道の富良野にたどり着いたのです。

 

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さて、お盆休みも後半となりましたが

今週はお墓参りに行かれた方も多かったことでしょう。

 

お線香の香りに心が休まるのも

やはりリラクゼーション効果があるのですね。

サンダルウッド

サンダルウッドは、古くから宗教と深い結びつきがあり、

お香として瞑想や宗教儀式に使われてきました。

 

お寺に行くと漂ってくる白檀の香りには

馴染みがある方も多いことかと思います。

心を静め、魂を浄化させてくれるような、

ウッディーでややスパイシーな深みのある香りですね。

 

あたたかく奥深い神聖な香りが、不安やストレスを和らげてくれます。

心の奥深くへ働きかけ、自分の本質への気づきをもたらしてくれます。

ココロと身体、スピリットを芯からリラックスさせる作用があります。

 

瞑想やヨガによく使われる香りですね。

自分と静かに向き合いたいときにおススメです。

「今ここ」に意識を向けさせてくれます。

 

また、サンダルウッドは「涼を呼ぶ木」と言われるほど熱を冷ます力があるため、

サンダルウッドから作られた扇子の香りで涼を感じるのは、とても理にかなった使い方なのですね。

冷やす作用を持つので、日焼けした肌のケアにも良いですよ。

神経系を落ち着かせる作用もあるので、

イライラや焦燥感、緊張性の不眠や頭痛などにも効果が期待できますよ。

 

ただし、抑うつ状態のような時は、さらに気分が落ち込んでしまう場合もあるので気をつけてください。

 

ばろきち親子は今日も元気です。

ではまたにゃ。 

アロマハンカチ~幸せの黄色い果実の香り~

ばろきちです。

 

今朝は少し涼しかったので
窓を開けてお外のパトロールでしたにゃ。

 

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世間はお盆休み真っ最中でしょうか?
みなさま、しっかり休んで心身をリフレッシュしてくださいにゃ。

 

通勤ラッシュの地獄は本当に辛いものですよね。

何かの罰ゲームかよと思います。。

特に暑いこの時期は不快この上ないですね。

汗だくのオジサンたちに囲まれて身動き取れないとか

朝から最悪のスタートでテンション下がります。

オーマイガー!を心の中で叫び続け

息を止めて次の駅に着くのを待つことの繰り返し。。

 

電車に限らず

周りのニオイが気になる時ってありますよね。

そんな時のためにおすすめなアロマの使い方があるんです。

用意するのはハンカチと

ユーカリ、グレープフルーツなどすっきり清涼感のある香りの精油。

ハンカチに一滴垂らしてバッグやポケットにしまっておきましょう。

 

周りのニオイが気になったら

ハンカチを鼻にあて香りを吸い込みます。

瞬時に気分がリセットされるのでお試しあれ。

*精油が直接肌につかないよう注意してください。

 

気分が最低なまま一日をスタートさせてはもったいにゃい!

香りは脳にダイレクトに届くから

いわば超便利なリセットボタンの役目をしてくれます。

 

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グレープフルーツ

学名を Citrus paradisi といい、paradisi は、楽園を意味します。
18世紀に西インド諸島で発見され、その後アメリカのカリフォルニア、テキサスなどで栽培されるようになり、世界各地へ広まりました。

 

なぜグレープフルーツと呼ばれるようになったかというと、果実が木にブドウ(グレープ)のように房状になることから由来すると言われています。

 

グレープフルーツは、何といっても幸福感を感じる香りですね。
ピュアで明るい子どものようなエネルギーを取り戻したい時に使いたい精油です。
甘さと爽やかさ、ほのかに苦みのニュアンスが絶妙に混ざり合ったシトラス調の香りです。
緊張や苛立ち、失望感や自己嫌悪感がある時などに不安をゆるめてくれる効果があります。
感情のバランスを回復させ、心身を浄化し、ポジティブな気持ちにさせてくれる作用があります。

 

グレープフルーツは普段の食生活でもよく口にする果物ですが、こういった果皮からの精油や、スパイス系、ハーブ系など食べられるものからの精油は、消化器系を整える作用があると言われています。

 

また、黄色やオレンジ色は、第2、第3チャクラの色でもあり、ちょうど胃腸のゾーンにあたりますね。

 

暑さで食欲のない時などに、食欲増進作用のあるグレープフルーツの香りをぜひ試してみてください。
他にも、肝臓の強壮作用、殺菌消毒作用、脂肪の燃焼促進作用もあります。
むくみが気になる方にもおすすめですよ。

 

*弱い光毒性がありますので、 紫外線の当たる部位への直接の使用はお控えください。

 

心を軽やかに幸せにしてくれる香りで

ハッピーな一日を!!

 

今日もばろきち親子は元気です。

ではまたにゃ。

ワイン de アロマテラピー

ばろきちです。

 

今日もまだまだ蒸し暑さ全開でしたにゃ。

 

こんな日は、すっきりシャープな味わいの辛口白ワインなんかを

大人のヒトたちは楽しむのにちがいにゃい。

  

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たとえば

ソーヴィニヨン・ブラン

というワイン。

ソーヴィニヨン・ブランというのは白ワイン用のブドウ品種です。

シャルドネに次いで世界中でつくられている品種です。

 

原産地はフランスのボルドーやロワールですが、

近年はニュージーランドのマールボロ地区のワインが

一番その特徴を表していると言われ、

生き生きとした鮮やかな果実味と酸味が特徴です。

 

また、ソーヴィニヨン・ブランを使った高級銘柄と言えば、

フランスロワール地方のサンセールやプイィ・フュメがありますが

こちらはスモーキーでミネラリーな特徴があります。

 

柑橘系果実やフレッシュハーブなどを思わす、鮮やかで清々しい香り。

爽やかな酸味と繊細で上品な味わいは、

白身魚やサーモン、グリーンアスパラなどとよく合います。

 

印象的なワインのアロマに

レモンやグレープフルーツといった

気分をリフレッシュするのに効果的な香りがあり、

レモンには不安感をやわらげる作用が、

グレープフルーツには幸福感をもたらしストレス状態を緩和させる作用があると

言われているのです。

 

また、レモンやグレープフルーツの香りは食欲増進作用もありますから、

胃腸にも良い効果が期待できますね。

香りと味わいで心身ともに元気になれることでしょう!

 

まさに

ワイン de アロマテラピーができる

一石二鳥のワインでございますにゃん。

 

ばろきち親子は今日も元気です。

ではまたにゃ。

アロマの夏

ばろきちです。

 

みなさま、酷暑の中、毎日お勤めご苦労様でございますにゃん。

幸か不幸か、完全室内にゃんこの身の上としては、

一日中快適温度の中でゴロゴロと食べては寝るを繰り返す日々。。

平穏無事ってすばらしいですにゃあ。。

 

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 ひと昔前なら

日本の夏と言えば

そう、あのぐるぐるっとした蚊取り線香のイメージでしたよね。

どの家にもありました。

まぁ電子マットってやつもありましたけど。

 

キンチョーの夏、日本の夏ってフレーズが

今も耳に残っています。

 

時は過ぎて

令和の夏

 

 

玄関やお部屋にアロマディフューザーを置くのは普通にゃの?

今やアロマ男子も当たり前になりましたね。

 

あまりの暑さに、今年も蚊に刺されることがない気がしますが、、。

虫除け効果が期待できるアロマからいくつか簡単にご紹介してみます。

これらは、昆虫忌避作用があるシトラールという成分を多く含んでいます。

手作りアロマスプレーに挑戦してみてはいかがでしょう?

 

 

虫除け効果のある主な精油

レモングラス

レモングラスは、ジンジャーとレモンを混ぜたようなシャープで鮮烈な力強い香りがします。
防虫作用の他、強壮作用、消化器系の不調の改善効果、風邪予防にも良いと言われます。
解熱作用や抗感染作用があることから、インドでは古くから薬草として親しまれてきました。
*敏感肌へは皮膚刺激がありますので、少量でのご使用をおすすめします。

シトロネラ

シトロネラは、レモンのようなフレッシュな香りで、殺菌作用、鎮痛作用、防虫作用、デオドラント作用に優れています。
*敏感肌への皮膚刺激がありますので、ご注意ください。

ゼラニウム

ゼラニウムは、バラを思わすやさしく甘い香りと、かすかにミントのニュアンスを感じる女性におすすめの精油です。
女性ホルモンを調整する作用があり、女性特有の不調を緩和させる効果が期待できます。イライラや不安感を静め、心身のバランスを整える作用もあります。
解毒作用、抗感染作用、防虫作用、また肌への作用としてバランス調整作用、保湿作用、皮膚軟化作用等があります。

 

手作りアロマスプレーの作り方

 

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用意するもの(出来上がり量50ml)

・精油 1~10滴(敏感肌の方やお子様には1~5滴)
・精製水 45ml
・キャリアオイル(ホオバオイルなど)または無水エタノール 5ml
・遮光性スプレー容器

手順
・容器にキャリアオイルまたは無水エタノール5mlを入れ、
 精油を1~10滴加え、よく混ぜる。
・精製水45mlを加え、さらに軽く振ってよく混ぜる。
・作成日などを記載したラベルを貼っておくとよいでしょう。

*用途が虫除けスプレーですので、精製水ではなく水道水でもOKです。
*3歳未満の乳幼児への使用はお控えください。
*2週間程度でお使いいただくことをおすすめします。

 

ペパーミントでクールダウン

暑さで疲れた心身をリフレッシュするのに効果的な精油として、

ペパーミントはいかがでしょう。

 

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ミントという名前は、ギリシャ神話の妖精メンタが由来だとか。

古くから神聖な場所で使われ、古代ユダヤ教の教会の床に敷く習わしがあったと言います。

 

爽やかで清涼感があり、とても強く刺激的なクールな香りですね。

ペパーミントは、感覚器官に作用し、集中力を高めたり、直感を受け取りやすくする効果が期待できます。

爽快な香りで落ち込んだ気分を瞬時に回復させたり、また熱を冷ます作用があることから、怒りなど興奮した状態を落ち着かせる効果もあります。

 

身体への作用としては、

解熱作用、呼吸器系の不調の改善、消化器系の不調の改善、頭痛、偏頭痛の緩和にも効果が期待できます。

 

ハンカチやティッシュに2、3滴垂らしてパタパタしてみてください。

清涼感のある香りで、瞬時に体感温度が下がるのを感じられるかと思います。

うちわに垂らすのも良いかもしれませんね。

*注意 猫さんや小さなお子様のいるお部屋では使用をお控えください。
*妊娠中はお控えください。

 

今年も蚊を見ないほどの暑さですが、香りを上手く生活に取り入れて

気分よく過ごしたいものですね。

 

ばろきち親子は今日も元気です。

ではまたにゃ。 

弱った胃腸に、なんちゃって薬膳スープ

ばろきちの母です。

 

なんてったって蒸し暑い日本の夏ですから

家に帰ったら、まず冷えたビールと枝豆ですよね。

 

 

だがしかし、、、

最近食事の時間が夜遅くなってしまっていたのに、

年甲斐もなく冷たいビールやスパークリングに唐揚げなんか食べちゃって、

翌朝はいつも胃が重くムカムカしたりして

困ったなぁ、とちょっと反省しまして。。

 

食事の内容で少しは改善されるのではと

胃にやさしそうな野菜スープを三日ほど続けていたら

なんだか良い感じになってきましたのでちょこっとご紹介してみます。

 

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弱った胃腸に、なんちゃって薬膳スープ 

能登の一番出汁という名の出汁パックを使い、

キャベツ、ニンジン、えのき、豆腐、生姜をたっぷり、

そして鶏の肉団子を投入して煮込むだけ。

コンソメではなく和風だしにしてみましたが結果オーライでした。

 

キャベツが胃腸に良いのは、なんとなく知っている方は多いですよね。

ビタミンU、ビタミンK、ビタミンCを多く含み、もちろん食物繊維が豊富です。

胃の粘膜を保護するため、胃痛や不快感を改善する効果が期待できます。

そういえば、キャベジンっていう名前の胃腸薬もありましたね。

 

いつでも比較的安価で手に入る「えのき茸」も実はなかなかの優れた食材です。

ビタミンB1、B2、ナイアシン、ビタミンD、そして食物繊維が豊富と栄養素はばっちり。

さらに「エノキタケリノール酸」という脂肪を燃やして減らす効果がある成分があるのです。

 

薬膳スープのように意図したわけではなく、ただ安くて使い勝手が良い食材で適当に料理しただけの、ずぼら簡単料理というのが本音ですが、体調が良くなったのは事実でございます。

 

やっぱり夏でも

生野菜より温めた野菜を採るようにした方が良いようですね。

 

腸は第2の脳と言われているように、胃腸を整えることは自然と免疫力を高め、自律神経の調整に効果があるのですね。

 

室内の冷房と外の異常な暑さとのギャップで乱れてしまった体調を回復させるのに、まずは食事を見直すことが早道かもしれません。

 

冷房で弱った胃腸にやさしい食事を心がけるなら、

揚げ物や甘いもの、生もの、冷たいもの、辛いものも極力控えた方が良さそうです。

 

しょうがの効能

 

ショウガは体を温める効果があると言われ、冷え性予防に良いとよく聞きますよね。

食物繊維も多く、新陳代謝を良くするためダイエット効果も期待できそうです。

また、胃腸の調子を整え消化を助ける健胃効果があります。

妊娠中の方にも良いらしく、つわりによるむかつきを軽減させる報告もあります。

 

ショウガは薬味として生でもよく食べられますが、「シンゲロール」という血行を良くして代謝をアップさせる成分が、熱を加えることによって「ショウガオール」という成分に変化し、より効果が高まるのだそうです。

 

ショウガを加えたスープは、内臓の冷えを改善し、心身を内側から整えるのに季節を問わず最強っていうことですね!!

ジンジャーのアロマ的効果

ショウガ=ジンジャーという名前は古代からスパイスとして知られ、
インドのジンギ地方でよくお茶として飲まれていたことに由来するそうです。
抗ウィルス作用、解熱作用、解毒作用、消化器系の強壮作用などがあり、疲労した心身を回復させるのによいです。

 

精油としてのジンジャーは、抽出部位が根茎なので、グラウンディングの力がとても強く、温める性質を持っています。

 

心身への作用としては、自律神経のバランスを調整し、緊張や情緒不安、意欲が低下している時などに効果的です。

不安で一歩前に進めない時、自分は存在しているだけで価値があることに気づかせてくれます。

エネルギーを取り戻し、自分らしく生きたいという気持ちをサポートしてくれる香りです。

 

ばろきち親子は今日も元気です。

ではまたにゃ。

エアコンの冷房とドライどちらがお得か問題

ばろきちです。

 

今日も無事に目が覚めた。笑

ちゃんと呼吸もしてるし

立てる動ける

すばらしい!!

今日もオレたち絶好調にゃ!!

 

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しかし、猛暑は容赦なく体力を奪う

遠い目。。。

 

猫と夏を安全に暮らすには

猫さんと暮らす家では、真夏はどんなことに気をつけたらよいのでしょう。

 

猫さんは暑さに強いと思われがちですが、

この猛暑でエアコンなしでは危険すぎます。

高齢猫にとっては、なおさらですね。

 

我が家では、28度の設定でエアコンはつけっぱなしです。

つい電気代を考えてしまいがちですが、

命に係わるほどの暑さですから、何はともあれ使いましょう。

 

それでも、設定温度やドライか冷房か、どちらがお得なのかは気になるところ。

ドライ(除湿)運転の方が節約できるのか?

それとも?

 

エアコンの冷房とドライどちらがお得か?

気になってちょっと調べてみました。

すると、ドライといっても

弱冷房除湿というタイプと

再熱除湿というタイプのものがあるのです。

で、気をつけなければいけないのがこの再熱除湿なんですね。

これは除湿して温度が下がった空気を

エアコンの中で部屋の温度近くまで温めるということをするのです。

ですから一般的な除湿より電力を消費してしまいます。

 

消費電力を抑えることだけで使い方を選ぶなら、

弱冷房除湿がよさそうです。

それに、猫さんは気温の高さよりジメジメした暑さが一番苦手なので

我が家ではドライ(弱冷房除湿)で使用することが多いです。

人間には少し暑く感じるくらいですが、

猫さんにはちょうど良いのかなと思います。

 

メーカーや機種によって除湿運転のタイプが違うので、

まずは取り扱い説明書で確認してみることをおすすめします。

またはメーカーと型番から検索してみましょう。

 

最新のエアコンであれば、結局自動運転が一番良いというのも頷けますが、

一般的には、弱冷房除湿<冷房<再熱除湿 の順に電気代はかさみます。

 

それからよく話題にもなる、「つけっぱなし」と「こまめに止める」は、どちらが節約になるのかですが、

これは断然つけっぱなしが良いのではと思います。

短時間の外出にいちいち止めていては、逆にもったいないです。

エアコンは電源を入れて立ち上げる時が最も電力を消費しますから、そんなことを何度も繰り返すのは無駄というもの。

 

でも、電気代の節約を考えるなら、

そもそもフィルターが汚れていてはいけませんよね。

面倒がらず二週間に一度くらいのお手入れが良さそうです。

 

部屋のカーテンも遮光遮熱のものにしたり、

室外機だって、どんな状態なのか気にしてみるとよいですよね。

直射日光がガンガン当たっていたりすると、それだけで電力使いますからね。

室外機に日が当たらない工夫や、ごみなどが詰まっていないかチェックしてみるのも大事かなと思います。

 

真夏に猫さんをお留守番させる時には

新鮮なお水を複数箇所に用意してあげましょう。

お水も腐りやすくなりますから

飼い主さんが家にいる時でも、こまめに取り替えてあげたいところですね。

 

この暑さはいつまで続くにょか⁉

 

高齢猫でも仔にゃんこでも

エアコンを上手に使って、快適に夏を過ごしましょう!!!

 

ばろきち親子は今日も元気です。

ではまたにゃ。