さりげなくアロマティーク

ソムリエでアロマブレンドデザイナーの黒猫ばろきちの母が「香り」にまつわる話などをしていきたいと思います。

弱った胃腸に、なんちゃって薬膳スープ

ばろきちの母です。

 

なんてったって蒸し暑い日本の夏ですから

家に帰ったら、まず冷えたビールと枝豆ですよね。

 

 

だがしかし、、、

最近食事の時間が夜遅くなってしまっていたのに、

年甲斐もなく冷たいビールやスパークリングに唐揚げなんか食べちゃって、

翌朝はいつも胃が重くムカムカしたりして

困ったなぁ、とちょっと反省しまして。。

 

食事の内容で少しは改善されるのではと

胃にやさしそうな野菜スープを三日ほど続けていたら

なんだか良い感じになってきましたのでちょこっとご紹介してみます。

 

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弱った胃腸に、なんちゃって薬膳スープ 

能登の一番出汁という名の出汁パックを使い、

キャベツ、ニンジン、えのき、豆腐、生姜をたっぷり、

そして鶏の肉団子を投入して煮込むだけ。

コンソメではなく和風だしにしてみましたが結果オーライでした。

 

キャベツが胃腸に良いのは、なんとなく知っている方は多いですよね。

ビタミンU、ビタミンK、ビタミンCを多く含み、もちろん食物繊維が豊富です。

胃の粘膜を保護するため、胃痛や不快感を改善する効果が期待できます。

そういえば、キャベジンっていう名前の胃腸薬もありましたね。

 

いつでも比較的安価で手に入る「えのき茸」も実はなかなかの優れた食材です。

ビタミンB1、B2、ナイアシン、ビタミンD、そして食物繊維が豊富と栄養素はばっちり。

さらに「エノキタケリノール酸」という脂肪を燃やして減らす効果がある成分があるのです。

 

薬膳スープのように意図したわけではなく、ただ安くて使い勝手が良い食材で適当に料理しただけの、ずぼら簡単料理というのが本音ですが、体調が良くなったのは事実でございます。

 

やっぱり夏でも

生野菜より温めた野菜を採るようにした方が良いようですね。

 

腸は第2の脳と言われているように、胃腸を整えることは自然と免疫力を高め、自律神経の調整に効果があるのですね。

 

室内の冷房と外の異常な暑さとのギャップで乱れてしまった体調を回復させるのに、まずは食事を見直すことが早道かもしれません。

 

冷房で弱った胃腸にやさしい食事を心がけるなら、

揚げ物や甘いもの、生もの、冷たいもの、辛いものも極力控えた方が良さそうです。

 

しょうがの効能

 

ショウガは体を温める効果があると言われ、冷え性予防に良いとよく聞きますよね。

食物繊維も多く、新陳代謝を良くするためダイエット効果も期待できそうです。

また、胃腸の調子を整え消化を助ける健胃効果があります。

妊娠中の方にも良いらしく、つわりによるむかつきを軽減させる報告もあります。

 

ショウガは薬味として生でもよく食べられますが、「シンゲロール」という血行を良くして代謝をアップさせる成分が、熱を加えることによって「ショウガオール」という成分に変化し、より効果が高まるのだそうです。

 

ショウガを加えたスープは、内臓の冷えを改善し、心身を内側から整えるのに季節を問わず最強っていうことですね!!

ジンジャーのアロマ的効果

ショウガ=ジンジャーという名前は古代からスパイスとして知られ、
インドのジンギ地方でよくお茶として飲まれていたことに由来するそうです。
抗ウィルス作用、解熱作用、解毒作用、消化器系の強壮作用などがあり、疲労した心身を回復させるのによいです。

 

精油としてのジンジャーは、抽出部位が根茎なので、グラウンディングの力がとても強く、温める性質を持っています。

 

心身への作用としては、自律神経のバランスを調整し、緊張や情緒不安、意欲が低下している時などに効果的です。

不安で一歩前に進めない時、自分は存在しているだけで価値があることに気づかせてくれます。

エネルギーを取り戻し、自分らしく生きたいという気持ちをサポートしてくれる香りです。

 

ばろきち親子は今日も元気です。

ではまたにゃ。