クレオパトラが愛した葡萄とシャインマスカット事件
本日も30度を超えている、ばろきち地方です。
10月になっても、まだ暑いですにゃ。
相変わらず真夏と変わらない格好で過ごしております。
まぁ、ねこですからね。。
この分では、もうすぐ日本に四季はなくなりますね。
ホント、年々からだがついていけなくなりますにゃあ。。
さて、今が旬の美味しいフルーツといえば、
ブドウの中でもシャインマスカットが大人気のようですね。
種がなく皮ごと丸ごと食べられるのが、なんと言っても簡単で良いですよね。
マスカット特有の麝香の香りが華やかで、甘いのに後味がさっぱりしているので、ついつい手が伸びてしまいます。
まぬけなシャインマスカット事件
先日、おやつにシャインマスカットを食べていた時のことですが、ありえへん大変なことになってしまったのです…。
大粒のものを口に入れた瞬間、何かに気を取られて、つい喉の奥にツルっといってしまい、危うく窒息してしまいそうになりました。(-_-;)
必死に出そうとしましたがダメで、飲み込んでしまった方が良いのかとも思いましたが、喉の奥ではまった状態のままで苦しくなってくるし、頭はパニック…
やばいことになっているのは間違いない!
これ、このままでは死亡ですよね!?
一瞬思考が停止しましたが、人生の最期がまさかのこれかと思うと情けなくなり、まだ生きねば!と、強く思ったら、スポッと吐き出すことができました。(笑)
生きててよかった!!!
誤嚥というより、単なる不注意と思いたい。。
歳をとると、あらゆることが衰えるのか、、、。
マジ萎える。。(-_-;)
サッと洗って丸ごと食べられて、大好きな果物だったのですが、まさか喉に詰まらせるなどということが起こり得るとは、びっくりです。
ちゃんとお上品に半分に切って食べるべきだったのですね。(苦笑)
シャインマスカットの特徴とは
シャインマスカットは、近年出回るようになったブドウですが、安芸津21号(スチューベン×マスカット・オブ・アレキサンドリア)と白南(カッタ・クルガン×甲斐路)の交配による品種で2006年に品種登録されたのだそうです。
芳醇な香りだけでも気分が上がるシャインマスカットですが、健康効果という面からも優れているので簡単にご紹介してみますね。
以前ワインの効能の記事でもご紹介したことがありましたが、ブドウにはポリフェノールが多く含まれています。
詳しくは過去記事をご覧ください。
kuroneko-winery.hatenablog.com
栄養素としては、ブドウ糖、タンパク質、炭水化物、食物繊維、カリウム、ビタミンB1、B2、B6、カルシウム、ポリフェノール等と、これだけでもバランスの良い栄養食品と言えますね。
ブドウ糖は、エネルギー補給、疲労回復に良いのはもちろんですが、脳の働きを活性化し、集中力を高めると言われていますから、仕事や勉強を始める前に食べると良さそうですね。
ブドウに多く含まれているポリフェノールは、抗酸化能力に優れているわけですが、マスカットには特に果皮や種子に含まれるレスベラトロールというポリフェノールが多く、血流の改善や血糖のコントロール、酸化の抑制、美肌効果など、いわゆる生活習慣病の予防やアンチエイジング効果が期待されています。
また、カリウムを多く含み、デトックス効果、むくみ解消にもとても良いです。
さらにマスカットは、水溶性食物繊維のペクチンを多く含みますので、お通じにも良いんですよ。
体内の水分量を調節し、過剰なナトリウムを排出し、そして整腸効果も期待できるというわけです。
マスカットの甘く爽やかな味わいと華やかなムスクの香りは、しあわせな気持ちにさせてくれますよね。
おいしいことは、しあわせなこと。
クレオパトラが愛した葡萄
シャインマスカットの大元のひとつであるマスカット・オブ・アレキサンドリアと言えば、ブドウの女王ですね。
宝石のように光り輝く大粒のエメラルドグリーンの果実に、ゴージャスなムスクの香り。。
かの古代エジプトの女王クレオパトラが愛したとも言われています。
マスカット・オブ・アレキサンドリアという名は、古代エジプトの首都アレキサンドリアから各地に広がったことに由来するそうです。
マスカットは生食用だけではなく、ワインの原料ブドウとしても古くからある品種として知られています。
たとえば、イタリアではモスカートと呼ばれますが、クリスマスシーズンによく見かけるスパークリングの「アスティ・スプマンテ」 や微発泡の「モスカート・ダスティ」をご存知の方も多いでしょう。
マスカットを使ったワインは、辛口から甘口まで様々なタイプがあります。
詳しくはアロマティック系品種についての記事をご覧ください。
kuroneko-winery.hatenablog.com
シャインマスカットは、まぁ言うなれば庶民の手に届くブドウの女王ですにゃ?
ばろきち母も愛する葡萄でございますにゃん。
ばろきち親子は今日も元気です。
では、またにゃ。