さりげなくアロマティーク

ソムリエでアロマブレンドデザイナーの黒猫ばろきちの母が「香り」にまつわる話などをしていきたいと思います。

下駄箱すっきりが人生を好転させちゃうかもしれない話

ばろきちです。

 

9月も、もう終わろうとしていますにゃ。(-_-;)

 

なにがにゃんだか、なにひとつちゃんとできなかった今月の反省を込めて、

ずーっと気になりながら、なかなか手が付けられなかった下駄箱のお掃除を

意を決してやってみました。

 

 

下駄箱の掃除方法 

まずは、靴など中身を全部出します!
出した靴は新聞紙を広げた廊下に並べ、磨いておきます。
そして、この際、普段絶対にやらなかった靴の底もキレイに拭いておきます!

正しいやり方かどうかはわかりませんが、そこはズボラ代表として、簡単にしたいので、ウエットティッシュで拭きましたよ。(-_-;)

 

次に棚をきれいに掃き掃除です。
雑巾に重曹をふりかけて拭き掃除、その後ペーパータオルで乾拭きしました。
この段階で、面倒なことを始めてしまったと、ちょっと後悔しかけますが、
いや、今やらずにいつやる?
今やらないと、もう二度とやる気にならないぞと自分に言い聞かせ、やり終えた後の爽快感を想像して作業を続けます。

 

娘ちゃんの靴が未だに少し残っていたのだけど
これで完全に整理ができました。。

下駄箱の靴その他を全部出して、中をすっかりきれいにすると、それだけで軽く感動がありますね。

 

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おお!!

やればできるやん。

気を良くしたところで、次に消臭剤を作ります。

 

アロマで簡単手作り消臭剤 

用意するものは、重曹と消臭効果のある精油、小さなガラス瓶やプラスチックの入れ物など何でもよいのですが、今回はプラスチックのカップを使いました。
それからお茶パックも使いました。

 

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作り方は、重曹にお好みの精油を適量いれて混ぜ合わせるだけでOKです。

ばろきち母流、大雑把なレシピを参考までにご紹介してみますね。

 

用意するもの

重曹50~100g(料理と同じく、かなり適当です)
消臭効果のある精油10滴程度
今回使用したのはローズマリー・シトロネールとラベンダー
7:3 くらいのつもりだったのが、うっかりローズマリーが大量に入ってしまい、もはや割合がわかりません。。(-_-;)

 

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なんだかまるで昭和の洋服ダンスを開けた時のようなニオイが漂う玄関になってしまいましたがな。。
でも、まぁ大丈夫。
明日にはちょうど良くなっているでしょう。(笑)

 

お茶パックを利用するのもよくある方法ですが、粉が落ちてしまうため二重にした方が良いですね。

 

使用するアロマの選び方 

重曹に混ぜる精油は、消臭効果が期待できるものを選べば良いのですが、柑橘系の香りならレモン、ハーバル・ミンティ系の香りならペパーミント、ハーバル・アロマティック系の香りならラベンダーなどと香りの好みで選ぶのも良いですね。

ちなみにユーカリやティートリー、ヒノキも、よく使われていておすすめですよ。

 

気になっていても手が付けられなかったお掃除シリーズが始まってしまいそうな予感です。(笑)
早くも2019年も残り3ヶ月となってしまいましたが、年内にキレイな家になることを目標に掲げてみようかな。
またしても自分に余計なプレッシャーをかけているようですね。

 

年末になってからでは、間違いなく寒くて嫌になっている場所のお掃除は、気持ちの良い秋晴れの日に、楽しくやってしまうのも良いですね! 

 

靴をキレイにすると、自己肯定感が高まる

靴をキレイにするということは、靴底までキレイにすることだったということが、今回初めて身をもってわかりました。
最初はただ面倒と思いましたが、一度やってみると気持ちがスッキリして癖になります。
神経質とか潔癖とか思われるかもしれませんが、そうではなくて、これはどうも自己肯定感を生むような気がしています。

 

帰宅した時には、できるだけすぐに脱いだ靴をキレイにしてあげたいなと思うようになりました。
ただ、靴の中を少し乾かしたいと思うので、3時間くらいは玄関にそのまま置いています。
脱いだばかりの靴の湿度の状態で下駄箱に入れてしまっては、雑菌が繁殖し放題になってしまいますからね。
だいたい室内の湿度くらいに戻るのに3時間くらいと言われているようなので、これを採用しています。
それで、ちょうどお風呂に入る前や就寝前に、下駄箱へしまうのが習慣になりました。


不思議なことに数日続けているうちに、その少しの靴のケア時間が自分を大切に思う時間になりました。
今日もよく頑張りましたね。っていう気持ちに自然となれますよ。
一日の終わりの、自分を労うための靴磨きタイムは、意外な発見や感動があって続けてみようと思います。
ちゃんと頑張っているんだなぁ…と、自分自身に感謝したくなりますよ。

ただ生きているだけでも、けっこうな奇跡だと思うのです。。

 

ばろきち親子は今日も元気です。
では、またにゃ。

月のリズムと自分を信じる勇気

ばろきちです。

 

ようやく涼しくなってきましたにゃ。

おかげで食欲モリモリ

何を食べても美味しいと感じられるのは幸せなことですにゃあ。。

 

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ところで、ちまたには、食事に関する健康法を紹介した本や情報が氾濫していますが、いったい何が本当に良いのでしょうね?
健康情報バラエティーのテレビ番組も毎日のように流れ、ネット上には、呆れるくらいの似たような記事が並んでいます。
書店にも、健康関連や料理本のコーナーの多さには圧倒されるほどですが、何か違和感を感じる自分がいるのは、おかしいのでしょうか?

 

ヒトが健全な心身を保つために本当に必要なのは、何を食べるかということではないんじゃないのか?
結局のところ、全ての人にとって正しい食事法などないのでは?
同じような食生活を続けていても、ある時期は、なぜかあまり調子が良くないということが往々にしてよくあるわけだし。。
それって、どういうことなんだろうと素朴に疑問に思う今日この頃だったのです。

 

そこでふと思い出したのが、月の満ち欠け、月のリズムで摂取すると良いみたいな話。もうずっと何年も前に購入したオーストリア人作家の本を、久々にパラパラ読み返してみると、すごく腑に落ちることがたくさんありました。
著者はヨハンナ・パウンガーといい、チロル地方の農家に生まれ、幼いころから祖父に「月のリズムによる暮らし」を教えられて育ったのだそう。

 

不思議なことに、その本を初めて手にしたのは20年近くも前のことで、当時はあまり気が進まず、すごく大事なことが書かれているのはわかるけれど、なぜかちゃんと読むことができないものだったのです。
でもいつか絶対必要になる時が来ることだけはわかっていて、本棚の隅にずっといてくれた本でした。

 

この20年の間に、ばろきち母の身に起こったすべてのことが、必然的にこの本にまた向き合わせてくれたことに、宇宙の采配を感じずにはいられません。(おおげさ)(-_-;)

 

以下は、ちょっとスピリチュアルっぽい話が混ざりますので、苦手な方はスルーしてくださいね。

 

魂の約束

人間は生まれてくる前に、自分の人生を決めてくるのだそうです。
どんな親の元に生まれてくるのかも自分で選んできています。
それは魂の成長のために必要なシナリオの大事なキャスティングなんですね。

 

人間は肉体は滅んでも魂は永遠に生き続ける。
前世の記憶がある子どもの話がよくあるのはこのためで、科学的にも認められてきています。

 

話は飛躍しますが、自分の行動や思考癖を変えたいと思っていても、結局またいつもの自分に戻ってしまうということがありますよね。
これは簡単に言うと、脳が慣れたことを好むからです。
自分の魂の記憶が『わたし』を操っているからとも言えます。
何百、何千、何万回もの過去世からの魂の記憶が消えないためなんだそう。

 

ですから、そう簡単に自分を変えようなんて、そもそも難しいことだったのですね!
自己啓発系の本を何冊読んだところで、変われるはずもなかったのです。
『ワクワク』に従っても、気分が高揚するのは一瞬だけでしょう。

 

その気になっても、すぐに元の頼りない自分に戻ってしまう。
ばろきち母もまた、ジタバタしても無駄と気づくまでに相当な年月を費やしてしまいました。

 

でも、全ての過去世からのネガティヴな魂の記憶を消すなんてとうてい無理!と開き直り、あがくのを止めたとたん、あっさり楽になりました。

そう、『ありのままの自分を受け入れる』これだけでよかったのです。
そもそも、どんな人間も『存在しているだけで価値がある』のですから。

 

生を全うして、最後にあの世の門番から尋ねられることは、

人生を楽しみましたか?

人に親切にしましたか?

この二つの問いがあるだけなのだそう。

 

名前や姿形を変えて、ある時は親になり、子になり、兄弟姉妹になり、パートナーになり、同じソウルグループのまま、魂を成長させるための果てしない物語を私たちは生き続けているのですね。

 

月星座とは

太陽は1年かけて12星座を一巡りします。
それに対し、月は約1ヶ月で一巡りし、ひとつの星座に2、3日滞在します。
この、ひと月を12星座に分けたものを月星座と言います。

 
雑誌の星占いのページなどにある太陽星座での占いを目にすることは多いと思います。一方、月星座は、その人が生まれた時に月がどの星座にあったかで、たとえば同じ太陽星座が牡羊座の人でも、月星座が異なり、全く違うキャラクターになるということがあります。

 

太陽星座は、人生の目的、今世で体験しようと決めてきたテーマを表しています。
月星座は、その人の素の顔、無意識、もともと持っているもの、本質を表します。
もし星占いが何かしっくりこないと感じたら、自分の月星座を調べて読み直してみると気づくことがあるかもしれません。

 

月の癒し

 

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20年前に人生のどん底で、心身ともに絶不調だった時に、ふと手に取った『月の癒し』という月のリズムで生きるという概念が書かれた本が、今また、ばろきち母の迷いを振り払うきっかけを与えてくれました。

 
2、3日もすれば流れがまた変わると思えるだけで心の在り方は変わるものです。
宇宙と調和する(おおげさ)生き方のヒントは、ココロとカラダを癒し、前向きな気持ちにさせてくれます。

 

医学博士や有名人の推薦する食事法などが「自分にとって」正しいものとは限りません。
自分の身体が必要としているもの、自分の五感が心地よいと感じるものを信じて選んでいけたらよいですね。

 

ヒトにはそれぞれ、魂の設計図のようなものがきっとあるんですね。
自分以外の誰かになろうとしないこと。
人は、その人らしく在ることが何より一番大切で、幸せになれる方法なのかなと思います。

 

「月のリズムで生きる」の話の続きはまたの機会に。。

 

ばろきち親子は今日も元気です。

ではまたにゃ。

さぼってるんじゃないの低気圧のせいなのメランコリーな気分の正体は気象病!?

ばろきちです。

 

秋って言うと、どこかセンチメンタルな気分ににゃりますなぁ。。

 

ヒトも植物も、何かの種が成長して実を結んで大きくなって

植物は収穫の時期を迎え

ヒトもまた、きっとその人でしかありえない、

その人らしい何かが、ぼんやりと見えてくる感じがするこの季節が、

にゃんとなく嬉しいような切ないような不思議な気分になるのです。

 

ようやくエアコンなしでも眠れるようになってきたと思ったらまた暑さがぶり返し、凄い台風やゲリラ豪雨と、このところなんだか神経が休まる暇がありませんでしたね。

気分は落ち込み、気力が低下気味の今日この頃でしたが。。

 

なぜか毎年この時期になると、体調がすぐれないことが多い気がします。

季節の変わり目だから、しょうがないのでしょうか?

 

なんだか眠いしだるいし、やる気がにゃい。。。

 

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どんなときに不調を感じるかというと

やっぱり天気が悪い日、雨が降りそうな時に多いと気づきます。

台風も起きやすい時期だから尚更でしょうか?

 

頭痛やめまい、腰痛など、なぜか雨が降る前にはひどくなるという方は多いかと思います。

昔から、天候と体調は関連付けられてはいましたが、近年ようやく日本でもこういう症状を『気象病』として認知されるようになってきたのだそう。

 

気象病とは

 

気象病とは、気圧・気温・湿度などの気象変化に伴って起こる様々な不調のこと。

季節の変わり目の寒暖差や、梅雨や秋雨といった雨が多い時期には、頭痛、めまい、動悸、腰やひざ等の関節痛、肩や首のこり、気管支ぜんそく、うつや不安症など様々な症状を訴える人が多くなるようです。

 

特に今頃の時期は台風が接近することも多く、気圧の変化が激しいので、症状が強く出る人が多いのかもしれません。
なんだかやる気がしない、意欲の低下なども症状の一つでもあるようですね。

 

ばろきち母の場合も、雨が降る前には頭が痛くなったり、腰が痛くなったり、やる気がないわけじゃないけど、何もできない感じになってしまうことがよくあります。

 

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さぼってるんじゃないの。

だってなんだかクラクラしちゃうから。 (-_-;)

 

どんなときに症状がでる?

近年の異常気象によって、原因不明の体調不良を訴える人は年々増加し続けています。症状が出やすい時期は、低気圧が定期的に通過する春や秋、梅雨時、台風が多い晩夏から秋にかけてといわれています。

 

また、低気圧とはまったく関係なく気象病のような症状があらわれることがあり、高層ビルのエレベーターで一気に最上階まで上がった時や飛行機の離着陸時など、気圧の変化が激しい時に症状が出る場合があるようです。

 

原因と考えられるのは?

『耳』が敏感な人がなりやすいのではないかと考えられています。

鼓膜の奥にある器官の『内耳』に気圧を感じるセンサーのようなものがあって、ここで感じた気圧変化の情報が脳へ伝わり、自律神経を活性化させているのだそう。

 

この内耳が敏感すぎると、少しの気圧の変化で過剰に脳に情報が伝わり、交感神経・副交感神経が過剰に活性化されてしまうことで起きる症状なのです。

交感神経が活発になれば痛みを感じ、副交感神経が活発になると、だるくなったり眠くなったりといったことがおこりやすくなります。

 

気象病の症状に悩んでいる人には、乗り物酔いをしやすい人も多いようです。
乗り物酔いをしやすい人は、内耳が揺れに敏感だからです。
気象病も、気圧を感知する内耳が気圧の変化という揺れに敏感なために起こるのではないかと考えられています。

 

気象病専門外来では、抗めまい薬や酔い止めの薬を処方されると聞きます。
酔い止めの薬は、平衡感覚を司る内耳の前庭に働き、前庭は気圧センサーの働きもしているため効果が期待できるのだそう。

 

気象病を予防・改善する方法

時間もお金もかからず、誰もが日常で簡単にできる予防や改善のための方法として、耳のマッサージがおすすめです。

耳の血流を良くするマッサージは、医療機関でも指導されており、内耳の気圧センサーや自律神経を整えるために効果的です。

 

耳をケアしよう

いつでもどこでもできる!
簡単な耳マッサージをご紹介します。

 

1.両耳の中央をそれぞれ軽くつまみ、上下横に5秒ずつ引っ張る。

2.両耳を軽く引っ張りながら、後方へゆっくり回す。(5回ほど)

3.両耳をそれぞれ包むように内側へ折り曲げ5秒間キープする。

4.両耳をそれぞれ掌で覆い、ゆっくり円を描くように後方へ5回まわす。

 

1日3回程度を目安にすると良いでしょう。

習慣にして耳周りの血流を良くすることで、症状の改善に効果が期待できます。
お風呂でも、湯船に浸かりながらやってみるとよさそうですね。

 

自律神経とは

自律神経とは、自分の意志ではコントロールできない無意識のうちに行われるもので、交感神経と副交感神経の2種類の神経の総称です。
簡単に言うと交感神経は日中、体が活発に活動する時に優位に働く「昼の神経」、副交感神経は日が暮れて体が休息状態にリラックスした時に優位に働く「夜の神経」です。

 

呼吸や体温の調節、心臓の心拍、血圧、発汗、排尿、内臓の働きなどをコントロールし、私たちが生命維持をする上で欠かせない役割を担っているのです。
交感神経と副交感神経のどちらか一方が優位になりすぎると、様々な心身の不調が現れてくるのですね。

そこで、自律神経のバランスをを整える方法の一つとしての、呼吸法をおすすめします。

 

胸式呼吸と腹式呼吸

私たちは生きるために呼吸をしています。

ヒトは1日に約3万回の呼吸をしていると言われていますが、呼吸の仕方を意識することで、簡単に自律神経のバランスを整える効果が期待できるのです。

 

呼吸には胸式呼吸と腹式呼吸とがあります。

ストレスの多い社会を生きる私たちの呼吸は、「胸式呼吸」という浅く短い呼吸になることが多く、交感神経が優位になりがちです。

 

一方、「腹式呼吸」は、鼻で空気を吸い込みながらお腹を膨らませ、口でゆっくりと息を吐きだしながらお腹をへこませるという呼吸法です。

腹式呼吸では、吐く息に意識が向かうため自然と呼吸のリズムがゆっくりとなり、副交感神経が優位に働き、リラックスできるというわけですね。

 

正しく呼吸ができていると、酸素が全身の細胞にしっかり届くため新陳代謝が活発になり、血流や胃腸の働き等も整い全身の巡りが良くなります。

  

不眠の改善にもカモミールティー

就寝前のひととき、温かいハーブティーをいただきながら、その日の自分をただ認める時間を持つのも良いかもしれませんね。

 

眠る前におすすめなのは、やはりカモミールティーですね。

不安や緊張を和らげ、不眠症状の改善にも効果があると言われています。

カモミールという名前は、「地面のリンゴ」というギリシャ語が由来で、リンゴを思わす、ほのかな甘くやさしい香りが特徴的です。

心身の緊張を包み込んでくれるような、やすらぎの香り。

インナーチャイルドを癒すヒーリング効果もありますよ。

 

今夜は十五夜。

月を愛でる夜。

カモミールティーをゆっくり味わうのもよろしいかと思いますにゃん。。

ノスタルジーと花火と少女の残り香

ばろきちです。

 

昨夜は、ばろきち家の地元で花火大会がありましたにゃ。

ネコとしては、音が大きすぎて不快ですが

人間は皆さんとってもお好きなようですにゃあ。。

 

久しぶりに娘ちゃんが帰ってきて、家で一緒にご飯を食べていると、

ズドーン、バチバチバチバチ…と打ち上げ花火の音がしてきました。

すっかり暗くなった頃、外に出てみました。

家から5分も歩くと、結構いい感じに観れるのです。

 

 

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ノスタルジーと花火と少女の残り香 

ゆっくり母娘で花火を観たのは何年振りだったでしょうか。

この土地に移り住んで11年になるけれど、

その間に、娘ちゃんと観た花火って、これがたったの2回目かもしれません。

 

最近ようやく、いろんな話ができるようになったかな。

 

少し親離れ子離れができてきたんでしょうか?

お互い大人になったんだね。

 

蒸し暑い夜風の中、ふと鼻につく香りが通り過ぎて行きました。

暗闇でよくわかりませんでしたが、高校生くらいかと思しき浴衣姿の女の子でした。

 

きつすぎ。どんだけ気合入れてんだ(笑)と娘ちゃん。

花火大会だからね。と母も意味不明に返します。

 

見知らぬ少女の姿が、少し前の娘ちゃんと重なって見えて

背伸びしたココロがなんだか切なく愛おしい。

いや、もしかしたら何十年も前の自分でもあったのかもしれませんね。。

 

一緒に夜空を見上げた

花火が消えた空に

半分の月がとてもキレイでした。

 

 郷愁~花火~のオリジナルアロマブレンド

ばろきち母が幼い日に観た、新潟の長岡花火をイメージしてつくりました。

色とりどりの色彩と和のニュアンスも感じます。

ご参考までに公開します。

 

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(若き日の ばろきち)

アロマ(精油)ブレンド

オレンジ・スイート 2
ユズ 2
ユーカリ 2
ラベンダー 3
カモミール・ローマン 3
ジュニパー 3
ジャスミン 1
フランキンセンス 2
トンカビーンズ 1
シダーウッド 1

 

ばろきち母の原風景でもある長岡花火の思い出をモチーフに、ハーバルアロマティック系の香りを中心に『郷愁』を表現しました。
ほのかに香るトンカビーンズが和を感じシダーウッドフランキンセンスとともに重低音の雰囲気を醸し出します。
ジャスミンが華やかさと妖艶さを、元気で明るいオレンジ・スイートと哀愁ただようユズ自分で在ることを思い出させてくれるジュニパー、ユーカリ、ほのかに甘い香りの『月』を表すアロマでもあるカモミール、そして涙のようにすべてを浄化してくれるラベンダーをブレンドしてみました。

 

ジャスミンが華やかさを添えて、トンカビーンズの和のイメージとともに、目には見えない香りが色鮮やかに夜空を彩るイメージになりました。
花火の重低音と川風の匂いや豊かな色彩を感じていただけたら嬉しいです。

注意 *猫さんのいるお部屋でのアロマの使用はお控えください。

 

ばろきち親子は今日も元気です。

ではまたにゃ。

グラス1杯のワインで細胞から若返る

ばろきちです。

 

朝晩いくらか涼しくなってまいりましたにゃ。

味覚の秋も、もうすぐにゃ。。

 

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モテようと思ってバンダナしてみたにょ。

すぐに後ろに回っちゃうんだけど。。(=゚-゚)ノ

 

さて、赤ワインが恋しい季節が近づいてきた今日この頃、

ちょっと真面目にワインの健康効果についてのお話をしてみます。

信じるか信じないかはアナタ次第です。

 

ひと昔前、1990年代後半に空前の赤ワインブームがあったことを覚えている方はいらっしゃるでしょうか?

 

当時、ばろきち母は酒類メーカーで働いていたのですが、営業に行く先々の酒販店主から「何でもいいから早く赤いの持ってこい!!」と叱られまくる日々がありました。

 

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なぜそれほど赤ワインが売れたのでしょう?

それは、フランスの科学者 S.レノーが発表した『フレンチ・パラドックス(フランスの逆説)』という論文から、赤ワインが心臓病を予防する効果があるという学説が広まったことによります。

 

「乳脂肪の消費量が多いと心臓病による死亡率が高くなるものだが、欧州でもとりわけバターや生クリーム、チーズなどの消費量が多いフランスでは、なぜか心臓病で死亡する人が少ない。それはポリフェノールを豊富に含む赤ワインの消費量が多いからではないか」というものでした。

この報告をきっかけに、アメリカを中心に世界的に赤ワイン人気が高まり、日本でも空前の赤ワインブームが起こったのです。

 

ポリフェノールには強力な抗酸化作用があるため、動脈硬化をはじめ生活習慣病を予防する効果があると評判になったのです。

 「なんだか赤ワインって体にいいらしいよ」

という噂が世界中を駆け巡ったわけですね。。

 

ポリフェノールを豊富に含むワインの健康効果とは 

ポリフェノールとは、植物の苦味、渋味、色素の成分となっている化合物の総称で、自然界に5000種類以上存在していると言われています。

ワインには、アントシニアン、タンニン、カテキン、レスベラトロールといったポリフェノールが豊富に含まれています。

以下それらの一般的な効能について簡単にご紹介してみます。

 

アントシニアン

青紫色の天然色素で、黒や紫色の野菜や果物に多く含まれているポリフェノールです。
視力回復に効果的と言われ、ブルーベリーに多く含まれることで知られていますね。
網膜毛細血管を保護し、網膜に酸素と栄養分が供給されるのを助け、眼精疲労の回復や視力の向上に効果が期待できます。
黒ブドウを丸ごと発酵・熟成させて造る赤ワインには豊富に含まれており、色の濃いワインほどアントシニアン類が多いことになります。

カテキン

フラボノイド系のフラバノール類に分類され、お茶に含まれるカテキンは最も知られていますね。
カテキンを摂取することで得られる健康効果もたくさんあります。

抗酸化作用

体内の細胞を酸化させ、老化や病気の原因にもなる活性酸素を除去する働きがあり、生活習慣病の予防になります。
ビタミンCやビタミンEと同じように強い抗酸化作用があり、毒性のあるスーパーオキシドや重項酸素と言われる活性酸素を無毒化する作用があります。 

殺菌作用 

殺菌作用・抗菌作用があるため、食中毒の原因となる菌や胃潰瘍や胃がんの原因ともなるピロリ菌の増殖を抑制します。
特に白ワインの殺菌作用は強く、「生牡蠣にシャブリ」などの白ワインを合わせる定番のマリアージュは、そもそも食中毒を予防するためにも理にかなっているわけです。
また、濃い赤ワインがピロリ菌の除去に有効だという報告もあります。 

レスベラトロール

サンタベリーやブドウに多く含まれているポリフェノールです。
抗ガン作用に有効と言われていましたが、最近はこれを否定する報告もあるようです。
レスベラトロールは、長寿遺伝子と呼ばれるサーチュイン遺伝子を活性化させる作用があり、細胞を生まれ変わらせ、若々しく保つ効果があると言われています。
アンチエイジング、美肌効果などにも期待されています。

タンニン

簡単に言うと赤ワインを飲んだ時に感じる渋味のことです。
特に強い抗酸化作用を持ち、殺菌作用、消臭作用もあります。

このタンニンは、ブドウの果皮と種子に由来するので、果皮と種子を除いて発酵させる白ワインにはあまり含まれないことになります。
また、タンニンには収れん作用があり、お肌には毛穴を引き締める効果があると言われています。 

ワイン中のミネラル

ワインには、カリウムが豊富に含まれ、ヒトにとって有害なナトリウムを細胞外に出す作用があります。
そのため、高血圧の予防にも効果があるのではと言われています。

また、アルカリ性食品であるワインは、尿のpHを調整するのを助けるため、カリウムの利尿作用とともに、痛風を防止する作用があるようです。

 

グラス1杯のワインが心身を癒してくれる


ワインにはミネラル、ビタミン、ポリフェノールが豊富に含まれているため、抗酸化作用、殺菌作用、抗ガン作用、動脈硬化予防、認知症予防等、多くの健康効果が期待されます。ですが、何より適量を守ることが大前提です。

 

グラス1杯とは、150mlを目安にされるとよいでしょう。

 

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(おまけ ソムリエばろきち)

 

熟成感のある濃いめの赤ワインを、ゆっくり味わいたい初秋の夜。。

若いワインにはない土やキノコの香りを感じます。

自分と静かに向き合う

グラス1杯の密かな癒しの時間。

たまにはワインの香りに身をゆだねてみるのもよいですね。

 

ばろきち親子は今日も元気です。

ではまたにゃ。

香りがもたらす脳への刺激は認知症にも効果的

ばろきちです。

 

ヒトの多くは、50代になると年齢とともに嗅覚も衰え始めるそうにゃ。

それでも、視覚や聴覚などと比べると加齢の影響は少ないらしい。

それはどうやら、においを感受する嗅神経細胞には再生能力があり、

老化しても機能の低下が緩やかだからということにゃんだそう。

 

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ジジイですが、にゃにか???

ゴマシオ具合がカッコイイだろう? ( ̄∀ ̄*)

 

厚生労働省の推計によると、2025年には認知症の罹患者数が700万人を超えるとか。

なんと65歳以上の高齢者の5人に1人という数字です。

もはや他人ごとではありません。

 

認知症を疑うきっかけの一つに「物忘れ」がありますが、年相応の単なる物忘れなのかは、忘れたことがわかっているかどうかが問題なようですね。

人の名前がなかなか出てこないなんてよくありますよね。

でも、とっさに思い出せないとしても忘れたことがわかっている場合は大丈夫。

アルツハイマー病では、事実そのもを忘れてしまうのです。

たとえば財布を忘れたという経験自体を忘れてしまうのだそう。

 

近年、嗅覚は高齢者に多い疾患の早期発見につながると注目されています。

中でもアルツハイマー病の初期症状に嗅覚障害がみられることがわかってきたのです。

嗅覚低下はMCI(軽度認知障害)の段階からみられ、MCIで嗅覚低下がある場合、将来認知症に進んでいく確率が高くなります。

 

認知症予防・早期発見のカギは嗅覚

認知症の症状である記憶障害は記憶を司る海馬が委縮することでおこりますが、アルツハイマー型認知症では、海馬よりも脳の外側にあり、嗅覚に大きく関わる嗅内皮質が最も早期に冒されることが解明されています。

そのため記憶障害よりも嗅覚の低下があらわれてくるのだそう。

 

風邪や鼻の病気でもないのに、食べ物のにおいがよくわからなくなったなど、嗅覚の異常を感じた時は、まずは耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。

  

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メディカルアロマセラピー

海馬は直近から過去2年ぐらいまでの近い過去の記憶(短期記憶)を蓄積する器官です。また海馬を通じて、においの情報は大脳皮質に伝わり格納されます。つまり、においの情報(記憶)は脳のあちこちに格納されており、におい刺激によって、過去にあった「においと結びついた出来事」を即時に引き出す作用があると考えられるのです。

NHK出版新書 塩田清二 著
<香り>はなぜ脳に効くのか アロマセラピーと先端医療 P.43より

 

鳥取大学の浦上克哉教授らによって、アルツハイマー病を含む認知症の高齢者 を対象に、朝はローズマリーカンファーとレモンの精油を、夜は真性ラベンダーとスイートオレンジの精油の芳香浴を、それぞれ2時間ずつ行うというアロマテラピーの効果を調べる実験をしたところ、患者の思考力が明らかに改善されたと報告されています。

 

アロマセラピーという言葉は、近頃ではよく耳にするようになりましたね。
そもそもアロマとは、ギリシア語で香りや香辛料を意味し、セラピーとは治療のことを言います。


フランスの化学者ルネ・モーリス・ガットフォセが、実験中の事故でやけどを負い、その治療にラベンダー精油を使用して効果があったことから、植物から得た精油による治療法を研究し、1937年に「アロマセラピー」を発表しました。
アロマセラピーという言葉は、ガットフォセが造語したものです。

 

現在では、精油を用いたメディカルアロマセラピーが、代替補完医療として積極的に取り入れられてきています。

 

嗅覚を鍛える 

日常生活の中で、意識的に「におい」を嗅ぐことで嗅覚を鍛えることができます。

食事の時、散歩する時、身の回りの物を何のにおいか意識して嗅いでみましょう!

たとえテレビやスマホを見ながらでもいいから、

今わたしはオレンジを食べている、などと意識して嗅いでみましょう。

特に柑橘系の香りは積極的に取り入れると効果的だそう。

 

香りを感じとることを習慣づけることで嗅覚低下の予防に、

つまりはある意味アンチエイジングにもなるっていうことですね。

嗅覚を鍛えることで脳が若返るなら、やらない手はないですにゃ!!

 

ばろきち親子は今日も元気です。

ではまたにゃ。

ストレスに強くなる方法は幸せへの近道

ばろきちです。

 

今年も残すところあと四ヶ月となりましたね!

早いです。

令和になってから、ますます早く感じるのは気のせいにゃのか!?

 

しばしの休息からまた日常に戻り、

仕事や人間関係などに不安を感じている方もいらっしゃることでしょう。

 

私たちは、誰もが多かれ少なかれ日々様々なストレスを感じて生活していますよね。

ストレスを全く感じない生活なんて、

ほぼ無理に等しい現実はどうしようもないものなのだとしたら、

せめてもう少しストレスと上手く付き合う方法はないのでしょうか?

 

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まずは自分の考え方や受け止め方のクセに気づくことで

かなりストレスは軽減できるのではと思います。

ストレスを強く感じる人ほど自律神経は乱れがちです。

そのために適度な運動やバランスの良い食事、質の良い睡眠をとることが大事ですが、

最も簡単に誰にでもすぐにできる方法は、やはり自分自身の思考癖を変えることではないでしょうか?

考え方・心の在り方を修正することでストレスに強くなる対処法を身につけましょう。

 

 

ストレスに強くなるおすすめの思考法

1.全力で頑張らない

 不完全でもいい

 ありのままの自分でいい

 良い意味で、少しいい加減になるくらいでも大丈夫。

 ちゃんと上手くやれなくてもOKなんです。

2.ゼロサム思考をやめる

 白か黒か、0か100かの完璧主義な思考はやめる

 そもそも人間は不完全な生き物なんです。だからこそ面白いんです。

3.~べき思考をやめる

 「~すべき」「こうであるべき」という思い込みをやめてみる。

 もしかしたら、勝手に常識にとらわれすぎているのかもしれませんよ。

 他人へも自分へも厳しくなりすぎていませんか?

4.自分のせい思考をなくす

 なにか問題が起きた時、

 つい自分の言動に原因があったのではと罪悪感を感じてしまうことはありませんか?

5.合理的思考

 他人の言動を自分の感情で解釈しないようにする。

 出来事を冷静に事実だけを書き出してみると、自分の思い込みだったとわかります。

 

 

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ラベンダー

アロマテラピーでよく使われる最もポピュラーな香りですね。

ラテン語で「洗う」を意味する「Lavare」が語源で、古代から薬効の高いハーブとして重宝されてきました。

鎮静・安眠作用、怒りや不安などのネガティヴな感情や心を浄化してくれます。

就寝前にティッシュに1、2滴垂らして枕元に置くと安眠効果が期待できますよ。

 

ところで、ラベンダーの花の紫色というのは、青と赤を混ぜた色ですよね。
水の青と火の赤、鎮静の青と活性の赤、両極の性質を併せ持つとも言われ、バランスを回復させてくれます。
少量用いると鎮静作用、多量に用いると活性作用があるので、安眠効果を期待して多量に使用してしまうと、逆に神経が高ぶって眠れなくなってしまいますからお気をつけくださいね。

 

また、紫色はクラウンチャクラと言われる第7チャクラの色であり、カラーセラピーでは、宇宙やスピリチュアルを象徴する色とされています。

ありのままの自分を受け入れる、どんな自分にもOKと言える、ラベンダーは、自己肯定感を高めるのにも良い香りの一つです。
宇宙と同調するための生体リズムを、本来の健康な状態へ導いてくれます。

 

ココロとカラダ、スピリット、感情の全てを癒し浄化してくれるラベンダーの香りに、
これからの人生の生きるヒントが得られるかもしれません。

 

少しのストレスを感じることは、むしろ生産性を上げるためには必要なことと捉え、

自分の考え方の偏りを修正していくことで、

しあわせな生き方ができるようになるのではないでしょうか。。

 

ばろきち親子は今日も元気です。

ではまたにゃ。

注意 *小さなお子様や猫さんのいるお部屋では使用をお控えください。